女性(人間)同士の恋愛を描いた美しき映画「キャロル」の感想とあらすじ

コンチワ!コンチワ!コンチワ!

美しい!美しすぎる!

ただただ美しい。

今回ご紹介する映画はそんな映画です。

その名も「キャロル」

アメリカのベストセラー小説としても有名です。

「キャロル」あらすじ

クリスマス商戦真っ只中、写真家志望のテレーズはデパートのおもちゃ売り場で働いています。

そこにやってきたのが、既婚者のキャロル。

金髪で美しい人妻です。

テレーズはキャロルを見た瞬間、不思議な感覚で満たされます。

「ああ、なんて美しい人なんだろう」と言葉にせずとも彼女の目は嘘をつけません。

気がつくと、彼女に夢中のテレーズは接客を終えていました。

そして一息吐く間も無く、とあるものを目にします。

キャロルの手袋です。

幸いなことに、住所を控えていたテレーズは商品と一緒に忘れ物を送ります。

この行動がのちに彼女の人生を変える大きな出会いへと繋がるのです。

登場人物

と、ここまでだと普通の同性愛を描いた映画なのですが、登場人物の設定がよりこの物語を美しくさせます。

キャロル・エアード(演:ケイト・ブランシェット)

前述の通り、既婚者であり愛娘がいます。

夫とは愛のない生活を送り、離婚寸前です。

テレーズ・ベリベット(演:ルーニー・マーラ)

写真家希望で彼氏持ち。

彼氏からはプロポーズを受けているもののなんとなく気が乗らない様子。

そこにキャロルとの出会いが待ち受けているのです。

「キャロル」感想

誤解を恐れずに言うと、同性愛に対し、抵抗がある人もいるでしょう。

しかし、この作品はそんな単純な同性愛を描いたものではありません。

というのも、彼女ら自身に異性のパートナーがおり、頭の中に「レズビアン」という概念も存在していないから。

彼女らが恋に落ちていく様子はごく自然な純愛なのです。

性別で分けるのではなく二人の人間が惹かれ合う。

ただそれだけのお話で、またそれが美しくもあります。

興味本位で描いた同性愛のお話なんかではなく、人間としての純愛ストーリーとして観ることができるでしょう。

そしてその純愛ストーリーをさらに濾過させるのが、ルーニー・マーラという女。

彼女の透き通る美しさが、作品全体を純度100%を超えさせます。

私は映画における官能的な情景があまり得意ではないのですが、この映画は一味違いました。

もはやアート。

たったのワンシーンでしたが、その局面がストーリーにおいても、アート性においても重要な役割を演じてくれます。

まっとうな感覚を持っている人であれば、誰しもこの作品全体に美しさを感じるはずです。

とにかくルーニー・マーラが美しい、ああ美しい。

もちろん彼女たちの人間愛も美しい。

海外ドラマ「アンダー・ザ・ドーム」の感想と評価!あらすじもどうぞ!

いやー、これは久しぶりに大当たりの予感。

海外ドラマ「アンダー・ザ・ドーム」のあらすじ

ある日突然、チェスターズミルの住人たちは、出口のない透明な巨大ドームに閉じ込められる。生活資源がたちまち減り、またたく間に混乱が広がる中、人々は生き延びる方法を探し始めるのだった。

ジャンルはサスペンス。

牛が真っ二つに切れるなど若干グロテスクな表現も含まれます。

いきなり閉じ込められたドーム内での人間模様を描写していくストーリー。

ドーム内には様々な人間が閉じ込められています。

殺人犯、メンヘラ男、ナース、ジャーナリスト、警察官などを物語の中心に添え、一般市民も当然巻き込まれるのです。

ドームの正体はシーズンを重ねるにつれ、解明されていきます。

ドーム内に閉じ込められるわけですから、当然資源も限られてくるのです。

その時、人はどう豹変するのか。

それを描いたのが「アンダー・ザ・ドーム」なのです。

スティーヴン・キング原作

原作はなんとあのスティーヴン・キング氏。

知らない人は彼の他作品を聞けば誰もが頷くでしょう。

「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」

これら含む数々の名作を、残してきたのがスティーブン・キングという男。

その彼が当ドラマ「アンダー・ザ・ドーム」の原作を描いているのです。

海外ドラマ「アンダー・ザ・ドーム」の感想と評価

スティーブン・キング氏が原作だからか、実に人間描写に目が惹かれます。

「スタンド・バイ・ミー」の時もそうでした。

どれも正直なところ設定は普通です。

「スタンド・バイ・ミー」は子供たちが山奥に死体を探しにいくという設定。

「アンダー・ザ・ドーム」は街が謎の透明ドームに包み込まれてしまうというお話。

このように、設定自体はシンプルすぎるくらいシンプルです。

にもかかわらずなぜか、見入ってしまう。

それは、人間描写がとてもリアルで共感できるからに違いありません。

映画「スタンド・バイ・ミー」では、子供の頃の「夏の終わり」を僕に思い出させてくれました。

もしあなたが、他の人たちとどこかに隔離され、閉じ込められたらどうなるでしょうか。

そして、「アンダー・ザ・ドーム」は一体僕らに何を思い出させてくれるのでしょうか。

話が進むにつれ、膨れ上がる人間描写がそれを教えてくれるでしょう。

パイの奪い合いの待ち受ける先はいかに。

感動の親子愛を描いた2016年度アカデミー賞受賞の映画「ルーム」のあらすじと感想と評価

単なる親子愛を描いただけの王道映画だと思ったら…

「なんだこの濃厚なストーリーは!!!!」

今年見た映画の中でもストーリーはダントツでした!

この映画、僕は好き!

「ルーム/ROOM」
公開日(日本) 2016年4月8日
上映時間 118分
監督 レニー・アブラハムソン
主演 ブリー・ラーソン
アカデミー賞2016 主演女優賞(ブリー・ラーソン)

映画「ルーム」のあらすじ 

さて、この物語の主人公は一人の母と一人の息子。

息子の名前はジャック。

髪がめちゃくちゃ長いけれども、名前の通り男の子です。

彼は毎朝、椅子やトイレ、シンクにまで「おはよう」と挨拶をします。

そんなちょっと不思議な彼は今日で5歳を迎えました。

そのお祝いにママと一緒にケーキを作り始めます。

初めてのケーキにワクワクするジャックでしたが、ろうそくナシのケーキに不満が爆発。

ワガママな息子に対し、ママは怒るのかと思いきや…

ただ、ただ抱きしめるだけ。

髪も超ロング、用具にも挨拶、ワガママいっても怒れない。

その全てに理由があったのです。

特殊な事情を抱えた少年ジャックとママは今日も一緒に「部屋」で暮らします。

登場人物

ママ/ジョイ(演:ブリー・ラーソン)

アカデミー賞主演女優賞を本作で獲得しました。

作品の中に「演技する演技」があるのですが、そのシーンには誰もが圧巻するでしょう。

そしてまだ26歳と私と1つしか変わらないことに驚きを隠せません。

ジャック(演:ジェイコブ・トレンブレイ)

天才子役と絶賛されているジェイコブくん。

彼のせいで近所の子供までが可愛く見えてしまうマジックにかけられました。

天才すぎるがゆえに、彼の未来がちょっぴり心配。

大人気ベストセラー小説「部屋」が原作

最近多いだけに「実話ベースかな?」と疑問を持ちそうなストーリーですが、こちらはベストセラー小説が原作です。

しかも原作者自らがこの映画の脚本を手掛けるといった気合の入りっぷり。

その気合は無事に私の元にも届きました。

実話ではないからこその完璧なストーリーと感動がここにあります。

「ルーム」の感想と評価

「これって女の子?男の子?」

「僕って言ってるから男だな」

「でもなんで、ロン毛なんだろ?」

「ママはなんでこんなに優しくするんだ?」

「あれ?部屋の外には出ないのかな?」

なんて疑問や興味が続々に湧き上がる映画です。

そしてストーリーと同時に内容の理解が進んでくるや否や、今度は緊迫のサスペンス劇が始まります。

その緊張が解けると、今度はほっこりとするような人間ドラマがスタート。

しかしそれもつかぬ間、また悲劇が起こったりと・・・

とにかく一寸たりとも目が離せないような内容になっています。

一つの映画にあらゆる要素がテンコ盛り。

かといって全く飽きさせない最高の作りです。

さらに本作でアカデミー賞主演女優賞を獲ったブリー・ラーソンはもちろんのこと、子役のジェイコブくんの演技には脱帽せざるをえません。

すでに天才子役との評判を得ている彼ですが、もはや僕はそう思わないことを決めました。

子役?

いやいやもはや天才俳優の仲間入りです。

子役とは決して思うことのできない表現力の高さ。

彼の演技にはただただ共感あるのみです。

役に対する解釈力も半端ありません。

アカデミー賞子役賞があったら確実に彼は獲得していたことでしょう。

最後にこの映画のキャッチフレーズを紹介させてください。

「LOVE KNOWS NO BOUNDARIES(愛はとどまることを知らない)」

作品を見終わった後、このセリフの真の意味に気づくでしょう。

海外ドラマ「PERSON of INTEREST(パーソン・オブ・インタレスト) 犯罪予知ユニット」をHuluで鑑賞!あらすじと感想

これはハマる!

さすが鬼才J・J・エイブラムス監督が指揮しているだけありますね。

海外ドラマ「PERSON of INTEREST(パーソン・オブ・インタレスト) 犯罪予知ユニット」をHuluで鑑賞

全部でシーズン5あります。

全く、本当に忙しい男です。

J・J・エイブラムス。

「PERSON of INTEREST(パーソン・オブ・インタレスト) 犯罪予知ユニット」あらすじ 

総指揮だけでなく脚本もそうそうたる方が描いています。

脚本を担当したのは、「ダークナイト」シリーズを描いた、ジョナサン・ノーランです。

兄は言うまでもなく、映画監督のクリストファー・ノーラン。

兄弟でダークナイトを撮っていたなんて驚きです。

そんな「ダークナイト」の脚本で人々を魅了した、ジョナサン・ローランとJ・J・エイブラムスのタッグが魅せる本作は一体どんな作品なのか。

高度な犯罪予知システムを使う天才プログラマーと最強の元CIA工作員が、未来に起こる凶悪犯罪を制裁する犯罪予知アクション!

1話完結型の超スタイリッシュなドラマです。そのせいで最終話から見るという僕のトンチンカンを見事に手助けしてくれました。

「Person of Interest」と辞書で引くとこのような意味が出てきます。

容疑者

しかも調べると、結構婉曲な表現として使われるとのこと。

まわりくどい、婉曲な表現。

その婉曲さこそ、この物語を象徴しているのです。

ストーリーでは毎回、天才プログラマーが開発した犯罪予知システムにより、1人の容疑者が割り出されます。

街中に張り巡らされた監視システムが陰謀を警戒し、その陰謀によって引き起こされる犯罪の中心人物がそれに映し出されるのです。

がしかしその人物は毎回、加害者。

というわけではなく、加害者かもしれないし、被害者かもしれない。

まさにこれが「PERSON of INTEREST」

またの意味を「重要参考人」となります。

これぞ、婉曲表現の所以なのです。

犯人かと思っていたら、同情してしまうような背景を背負った人物だったり、被害者だと思ったら極悪人だったり・・

全ては終わってみないとわかりません。

分かるのは、その人もしくは周辺の人物の命が危ないということだけ。

命を救うためにも、接触せざるをえないのです。

「PERSON of INTEREST(パーソン・オブ・インタレスト) 犯罪予知ユニット」感想

You are being watched.(我々は見られている)

という毎度お決まりのフレーズが象徴するように、犯罪を「予防」するというストーリー展開は今までにないものと言えます。

政府の極秘監視システム「マシン」があらかじめ犯罪を予見するという設定も非常にミステリアスで秀逸です。

そして高度なITを駆使する現代にそぐわしいキャラと、元CIAの伝統的最強キャラとのタッグは見ていて清々しい気持ちになります。

時に、頭脳と肉体というお互いの通常の役割が反転してしまう展開は見ていてヒヤヒヤするでしょう。

またとにかくテンポがいい。

1話約40分強があっという間に感じられます。

しかもダークナイトといい、脚本家のジョナサン・ノーランは本当に人間のサスペンス状態を描くのが巧妙です。

人の二面性を描くのが上手と言いますか、どっちに転がるかわからない展開が秀逸すぎます。

それを華麗に演出しているのが、J・J・エイブラムス。

この二人のタッグがつまらないわけがないんです。

これはどハマり決定ですね。

Netflix(ネットフリックス)限定「ナルコス」のあらすじと感想!麻薬王を描いたドラマ!

Netflixって略してネトフリっていうらしいですね。

ネトフリという文字を見て、ネットフリーマーケットを連想したのは内緒です。

さて、そんなネトフリ。

たくさん観なきゃ勿体ないということで、今日も新たな物語を鑑賞しました。

ナルコスです。

いやー、デアデビルといい、ナルコスといい、ガチでクオリティ高いですわ。

本当にオリジナルコンテンツですか?

どっかから買ってきたでしょ?

そんな感じです。

ナルコスはこんなストーリー。

Netflix限定ドラマ「ナルコス(Narcos)」 あらすじ

実話に基づいたお話です。

コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルと取締捜査官との戦いを描いています。

目的のためなら手段を選ばないそのキャラクターに引き込まれること間違い無し。

やってることは悪人そのものですが、その経営手腕には驚かざるを得ません。

ブツを運ぶために警察だって、買収します。

パブロに従わない者、裏切り者にも容赦はしません。

ナルコス 感想

見どころはなんといっても、パブロ・エスコバルのその経営手腕。

商材を麻薬から他のものに変えれば、立派な経営者に変身しますから。

土地で生じる価格差を利用したビジネスなんてお手の物。

このセリフが印象的です。

「いいか。もっと頭を使え。ここでグラム10ドルなら、マイアミでいくらで売れる?」

もちろん、そのマイアミに密輸するのが困難なのですが、パブロにはそんなこと関係ありません。

目的のためなら手段を選ばない。そういう男ですから。

ビジネスの拡大、効率化、収益分散。

商売に重要なことを「ナルコス」が全部教えてくれます。

「ナルコス」は目的のためなら手段を選ばない

「ナルコス」はスペイン語で「密売人」を意味します。

密売人とはいえど、商材さえ間違えなければ、立派な経営者です。

利益の高い商材を探し、独自ルートを確保し、密輸する。

そして今度は人材の増員のみならず、さらなる効率化を図り、利益の最大化に着手する。

そこでのプロセスに障害があれば、速攻で排除に向かいます。

立派ですよね。

まさに目的のためなら手段は選ばない。

富豪になれるのもうなずけます。

僕も見習うべきところがたくさんです。

もし、あなたが、ビジネスを今から始めるならパブロ・エスコバルを見習いましょう。

手段を選んでいる暇なんてどこにもないのです。

ただ、くれぐれも、法に触れない範囲で行うよう、注意しましょうね。

パブロ・エスコバルはちょっと過激ですが、マイルドなパブロは立派な経営者間違いなしです。

それにしてもクオリティが高いですね。

Netflixオリジナル。

Netflixオリジナルコンテンツに限らず他にもおすすめの海外ドラマはまだまだあります。